うみひこさんからかっちゃんさんへ

Seiji-Y

2009年01月27日 20:37

かっちゃんさん 発達障害の子供には中耳炎を起こす子供も多いと思います。「Is This Your Child?」の一章でラップ先生はドナフューショー出演の経緯を書いておられます。

http://briefcase.yahoo.co.jp/umihiko6

そのショーにははじめノースウエスタン大学の耳鼻咽喉科のジョージ・シャンバーグ教授が出演する予定でした。それはADHDの子供に中耳炎が多い問題を取り上げる予定だったからです。ランドルフはその大学の講師でしたが、化学物質過敏症発見の際病名を「石油不耐性」としたために石油企業から圧力を受けて大学を辞職させられました。その彼を生涯支持したのがシャンバーグ教授です。彼は自分よりラップ医師が適任と考えて彼女に自分に代わるよう出演を依頼したのです。発達障害には中耳炎が多いというエピソードの一つです。

中耳炎にはアレルギーの浮腫が大きく関与しています。特に滲出性中耳炎は中耳に浮腫が起きたものです。内耳に起きたのはメニエール症候群でしょう。(滲出性中耳炎は僕の弟もなります) 前に述べたように浮腫(アレルギー)の起きたところには日和見菌が感染しやすく、併発します。このことを知らない耳鼻科の医師はその感染を抗生物質でたたきます。すると抗生物質は腸の細菌叢を根絶やしにしてしまい、より抗生物質に耐性をもったカンジタや悪玉酵母が腸を独占して、先のリキーガット・シンドロームになります。するとますます、食物抗原が腸から侵入して中耳に浮腫を起こし、また抗生物質を投与するという知らぬが故の悪循環が始まります。

この悪循環については「Is This Your Child?」の他の章で詳しい説明があります。ラップ先生は内耳に浮腫を起こす抗原を除去することが先決であると述べています。あるいは抗生物質を投与した後には時間をおいて善玉菌を投与すればこの悪循環を断ち切れるかもしれません。

牛乳はアレルギーの人が多いので、野菜乳酸菌が良い場合が多いです。最近野菜乳酸菌がもてはやらされるのは実はリキーガット・シンドロームに非常に良いからです。正常な善玉酵母菌はビタミンB類を腸内で生産してくれますしね。

これらのことを意識において下さい。
Posted by うみひこ at 2008年09月16日 22:00



追加です

千葉の河野医師のところに行った折聞いたのは、中耳炎で耳だれを起こした時、その液がさらさらで黄色い時は「小麦」が抗原の場合が多いそうです。膿のように化膿したものは「卵」が多いそうです。
Posted by うみひこ at 2008年09月16日 22:10
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