うみひこさんからかっちゃんさんへ

かっちゃんさん 発達障害の子供には中耳炎を起こす子供も多いと思います。「Is This Your Child?」の一章でラップ先生はドナフューショー出演の経緯を書いておられます。

http://briefcase.yahoo.co.jp/umihiko6

そのショーにははじめノースウエスタン大学の耳鼻咽喉科のジョージ・シャンバーグ教授が出演する予定でした。それはADHDの子供に中耳炎が多い問題を取り上げる予定だったからです。ランドルフはその大学の講師でしたが、化学物質過敏症発見の際病名を「石油不耐性」としたために石油企業から圧力を受けて大学を辞職させられました。その彼を生涯支持したのがシャンバーグ教授です。彼は自分よりラップ医師が適任と考えて彼女に自分に代わるよう出演を依頼したのです。発達障害には中耳炎が多いというエピソードの一つです。

中耳炎にはアレルギーの浮腫が大きく関与しています。特に滲出性中耳炎は中耳に浮腫が起きたものです。内耳に起きたのはメニエール症候群でしょう。(滲出性中耳炎は僕の弟もなります) 前に述べたように浮腫(アレルギー)の起きたところには日和見菌が感染しやすく、併発します。このことを知らない耳鼻科の医師はその感染を抗生物質でたたきます。すると抗生物質は腸の細菌叢を根絶やしにしてしまい、より抗生物質に耐性をもったカンジタや悪玉酵母が腸を独占して、先のリキーガット・シンドロームになります。するとますます、食物抗原が腸から侵入して中耳に浮腫を起こし、また抗生物質を投与するという知らぬが故の悪循環が始まります。

この悪循環については「Is This Your Child?」の他の章で詳しい説明があります。ラップ先生は内耳に浮腫を起こす抗原を除去することが先決であると述べています。あるいは抗生物質を投与した後には時間をおいて善玉菌を投与すればこの悪循環を断ち切れるかもしれません。

牛乳はアレルギーの人が多いので、野菜乳酸菌が良い場合が多いです。最近野菜乳酸菌がもてはやらされるのは実はリキーガット・シンドロームに非常に良いからです。正常な善玉酵母菌はビタミンB類を腸内で生産してくれますしね。

これらのことを意識において下さい。
Posted by うみひこ at 2008年09月16日 22:00



追加です

千葉の河野医師のところに行った折聞いたのは、中耳炎で耳だれを起こした時、その液がさらさらで黄色い時は「小麦」が抗原の場合が多いそうです。膿のように化膿したものは「卵」が多いそうです。
Posted by うみひこ at 2008年09月16日 22:10


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この記事へのコメント
「海馬の委縮」

このことについて一提言ありますので時間がある時に書きます。すでに僕の掲示板に書いてあります。キーワードは「異種金属の酵素阻害・アルツハイマー病・グリア細胞・ミクログリア・異種タンパク「ベータアミロイド」・免疫抑制剤タクロリムス」

掲示板のNo770に大雑把に書いてあります。脳や体の金属汚染が問題となります。僕のHNのところから入って下さい。てんかんでもステロイドが使用されることがあるそうですね。今の医学界ではアルツハイマー病の進行を止めるためにステロイドと同じ働きがある免疫抑制剤が研究されています。恐るべし「ミクログリア」。その暴走を促すのは何かをご検討下さい。
Posted by うみひこ at 2008年09月17日 20:19
うみひこさん、こんばんは。

海馬の萎縮、てんかん主治医(小児神経科)は、てんかん発作によるもの、といいます。
もちろん一般的にはそうですが、アレルギーや重金属に詳しくなるとそれだけと限定できないと思ってます。
「ミクログリア」もNHKサイエンスゼロで観ました。

>てんかんでもステロイドが使用されることがあるそうですね。

点頭てんかんと呼ばれる。ウエスト症候群てんかんの第一選択薬『ACHT療法』です。
ステロイド=正式には、「副腎皮質刺激ホルモン」です。

http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/kasuitai/acth.htm

↑ここには、
『臨床的意義』として、
 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は39個のアミノ酸からなるポリペプチドで、下垂体前葉のACTH産生細胞からpro-opiomelanocortin(POMC)と呼ばれる前駆物質を経て産生、分泌される。ACTHの合成、分泌は主に視床下部から分泌される副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)により調節され、ACTHは副腎皮質から糖質コルチコイドを含むすべての副腎皮質ホルモンの分泌を促進する。ACTHはCRHにより下垂体前葉で合成、分泌され、副腎皮質から糖質コルチコイド(コルチゾール)、および思春期以後は副腎アンドロゲン(DHEA-S)の分泌を促進する。一方、ACTHおよびCRHの分泌はコルチゾールによるネガティブフィードバックにより抑制される。したがって、血漿ACTHの測定はコルチゾールとともに視床下部-下垂体-副腎皮質系の機能および病態の診断に不可欠である。

とありますが、てんかんのACTH治療においては、
『よく効くが、どうして効くかわからない』とされています・・・。

・・・だんだん話が、マニアックになってきちゃいます(^^;
Posted by だこー at 2008年09月17日 21:30
うみひこさん だこーさん

中耳炎や海馬の萎縮の件など、お二人から色々とおしえていただき、ほんとうにありがとうございます。

確かに、海馬の萎縮はてんかんの専門医は「てんかんからの発作で起こる。」とずっと言われてきました。

うみひこさんからミクログリアの件を以前にきかせてもらっていましたので、なるほど、、、、と思って読みました。

今まで、それしか治療法がないと言われてお薬による治療のみでしたが、薬がすこし変わるたびに精神的にも不安定になり、浮き沈みがコントロールできずに、ほんとうに大変でした。こんなに強い「化学物質の塊」の薬を飲んでいて、大丈夫なんだろうか?と悩み続けてきました。また、数年前からひどい記憶障がいが現出してきています。

今は、Seijiさんやうみひこさんたちの励ましによって、ふくずみ先生に診察してもらい、本人もだいぶんと落ち着いています。結婚以来、夜はちゃんと寝られませんでしたから(私が、、)、ここ数日とても穏やかに過ごしています。ありがとうございます。
Posted by かっちゃん at 2008年09月17日 22:57
かっちゃんさん

発作の恐怖、薬の調整、家族にしかわからない大変さ、ありますよね。
私はずっと半狂乱でした。
(その頃はそう感じる余裕さえなかったです)

抗てんかん薬についてですが、わが家の場合・・ということでお読みください。

まず、息子にマイナスイメージを与えないよう、亀山医師から言われました。
CSであるからには、私は「毎日こんなにたくさん・・・」「本当に効いてるのか?!」など来る日も来る日も考えてしまっていましたが、それを本人には感じさせない方がいいということでした。効かなくなるそうです。
逆に、いいと思って飲んでいれば、副作用も出づらく効きやすいそう。(=プラセボ効果)

NAETをはじめてから、「薬の要・不要」「その薬のアレルギーの有無」も筋反射でわかるということだったので調べてもらいました。

抗てんかん薬は、3種のうち2種が必要なし。
残り1種類(セレニカR」は、アレルギー有だが、まだ必要、とのこと。
セレニカRのアレルギーを取りました。

他の補助剤(ビタミンや漢方薬)も同様に筋反射し、体がいるものでアレルギーがあれば、解除しています。
(体が必要としてないもの・体に合わないもの、結構ありました)

今のてんかんの主治医には、てんかんがアレルギーであることや、NAETをしていることは言っていません。

薬の減量・中止は、医師の許可の下で行う方がいいので、NAET後の脳波検査をし、みてもらいました。
医師は「良くなってきましたね!ここまで落ち着けば減らしても大丈夫そう」ということで、
自然に(あっさり)減量です。

医師と話すのは、むずかしいです。
NAETは、医師には非常識。とんでもなく胡散臭い!
てんかんがアレルギー症状だなんて、過去の主治医らには、全く受け入れてもらえず、「アレルギーをかじった、おかしな母」で終わってます。

あくまでもわが家の場合ですので、
かっちゃんさんも吹角先生に相談されるといいかもしれません。

・・ちゃんと寝られる夜は、いいものですね☆
Posted by だこー at 2008年09月19日 00:52
だこーさん、コメントありがとうございます。

とても参考になりました。うちもセレニカRを処方されています。でも、ついつい、投薬には、マイナスイメージを持ってしまい、なかなか難しいです。が、プラセボ効果というのを聞いて、そうか、、、と。


>発作の恐怖、薬の調整、家族にしかわからない大変さ、ありますよね。
私はずっと半狂乱でした。

このお気持ち、ほんとうに、、、。だこーさんが「共感」してくださるのが、ほんとうにうれしいです。(涙)私もまさに同じでした。

私も長い長いトンネルでしたが、やっと灯りが遠くに見えてきた感じがします。

夜に安心して、寝られる感覚、このところずっと忘れていましたから、、、。

色々吹角先生に相談してみたいと思います。
Posted by かっちゃん at 2008年09月19日 12:26
こんにちは。yahooの化学物質過敏症トピで
うみひこさんに色々教えてもらってます。

私を含め家族も化学物質過敏症になってます。  この頃は恩師の指導下でいろいろ試行錯誤して来て、やっと普通に近い生活が出来るようになりました。

さて、私と家内は、嫌な化学物質が多いと
右耳が痛くなります。 家内は水が出てジュクジュク痛みます。 安全な場所に避難し、安全殺菌剤を耳の穴に吹き込むことで中耳炎に行かずに済みます。

過去に放って置いたら、私は突発性難聴。
家内は中耳炎になりました。

体に吸収されたと思われる化学物質の量が多くなるとより酷くなるので、間違いなく炎症起こして排泄しようとする体の機能なんでしょう。

自閉症のそもそもの原因が何かの蓄積だと感じてますので、頷けます。

自閉症の子とか、欝やパニック症候群の人に近づくと、物凄い放散する毒物に気が付くからです。 

一番酷く、近寄りがたいのは喫煙者ですが、種類の違う放散物なのでそう言う事を分析する時代が来て欲しいです。

そうすれば、予防に繋がる。
Posted by preades_green at 2008年09月20日 20:14
preades green様へ
コメント、有難うございます。ご家族の皆様の回復を心よりお祈りします。今後とも宜しくお願いします。
Posted by Seiji-Y at 2008年09月21日 22:17
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Posted by 高橋 美恵 at 2009年09月21日 15:32
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